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テニスダブルスでサインプレーって必要?合図を決めておいたほうがいいの?

ダブルスでサインプレーをするひとがたまにいます。
あれって必要なのでしょうか?

サインの実際、合図はどうやってやるの?何を伝えているの?

テニスのダブルスの場合のサインプレーは大抵の場合、
前衛が背中に手を回して、相手チームに見えないようにして、サインを送ります。

逆に後衛が前衛に対してのサインというのはあまり見たことがないです。
サインが相手に丸見えになってしまったり、前衛が振り返る必要があったりで
現実的ではないのでしょう。

サインは、ハンドサイン、つまり、手の形をいろいろ変えて後衛に情報を伝えるケースが多いようです。

伝え方や伝えたい情報はペアによっていろいろ異なるようですが、
・サーブのコースの情報(パートナー後衛への指示)
・ポーチかステイかの情報(自分前衛がどう動くかのポジション動き情報)
などを伝えます。

ペア間の情報伝達、長年のペアは経験により、膨大な情報を共有済

サインというのは、プレイヤー間の情報の伝達です。
それも秘匿伝達、つまり相手にその情報をわからないように伝える必要があります。
作戦情報を相手に伝えてしまうと、不利になりますから。

ですが、大抵の場合ペアの動きは決まっています。

まず、テニスのセオリーで動きというのは大体決まっていてそれに従います。

それだけでなく、長くペアを組んでいるとその人の個性も把握できています。

こういうパターンときは、パートナーはこう動くだろうから、
じゃあ、自分はこっちをカバーしておこう

とか、そういったパートナーの行動が読めるようになってきます。

いわゆる阿吽の呼吸というやつです。

こういった経験に基づいた知識で情報を共有されたペアは最強に強く、
むすびつきが尋常ではないです。
水面下で強固に結びついている、潜在意識で会話しているような印象すらあります。

また、テニスでは、ポイントとポイントの間に軽く会話できたりします。
その時点で情報をつたえることができます。小声で喋れば、まず相手ペアに
伝わることはありません。
例えば試合が進行していく中で、相手の弱点がわかった時点でこのポイント間に
ペアに直接つたえればそれでOKです。

サインの効果効用は?どういうメリットが

しかし、一方、サインプレーが有効な場合というのはたしかにあります。

サインプレーの効果は以下のような面があると思います。
・相手にプレッシャを与える
この場合なにをサインで伝えているというより、サインしている行為が
相手にプレッシャをかけることになっています。
サインしてその結果ポイントが入ったら、
相手は一体何をやっているんだろう、次はなにをやってくるんだろう
みたいな、いやな感じを受けると思います。
こういうのは勝負にとって大切な要素です。

・不利なときに流れを変える。有利なときに流れを加速する
サインプレーそれだけで、流れが一気に変わるとか、あるいはより有利になったりとかではないです。
そのきっかけになるという意味合いです。

・チームの雰囲気がよくなる
まあこれは、うまく言った場合ですが、サインプレーでポイントを取ると
ペアの雰囲気がよくなります。
一方失敗が続くと微妙な雰囲気になりますけど。

まとめ

サインプレーについて述べました。

サインを出す、ということは事前にある程度イメージと言うか作戦が頭の中にあるはずです。
サインでそれをチームで共有するわけです。
そして、計画通りのプレーでポイントする。

事前に計画を立てて、それで成果が出てうまくいったときの喜び。
これは、テニスでプロジェクト感覚をあじわえるということではないでしょうか。

成功すれば、いやが上にも盛り上がること間違いないです。
一度試してみるのもいいと思います。

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